yellowtail_radish’s blog

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【感想】硫黄島からの手紙

mixiより転載 (記載日:2012年08月14日)

父親たちの星条旗を見た上で、
別方向から硫黄島の戦いを描いたこの作品を鑑賞しました。


ちなみに、二宮君が出演していたことに気づいたのは今です。
それだけ、役にハマってたってことですね。

結論から言うと、戦争モノはやはり嫌い。
見ていて日本人がバタバタバタバタバタバタバタバタ死んでいくのは、気が病む。

自決の意味というものについては、新しい理解を得られた。
作中において、「死後靖国であおう」とのセリフが有りました。
靖国神社とは、戦争で死ぬ人を神として祀るために用意された神社だそうです。
天皇陛下万歳」とは別に自決に向かう思考もあったのですね。

そういうことを知ってしまうと、
日本の首相が靖国参拝する度に、
日本のマスコミがガーガー言うのは、
戦争被害者全員につばを吐くような行為なんじゃないかと思える。

あと、靖国神社にはA級戦犯が祀られているって連呼してるけど、
戦死者全てが祀られていることに等しいという話は聞いた記憶が無い。

話がそれてきた。。
映画を見て、重ーい1つの考えが頭に張り付いた。
「今現在自分が生きている世の中を作った過去の歴史に対して、無知・無興味であるということは、先人の人生に泥を塗る行為であり、恥ずべきことである。」
このことは大事にして生きたいと思う。

しかし、クリント・イーストウッドの映画って、全てがヘビー級だよね。
迂闊に鑑賞できないね。これも教訓(笑