【感想】セブン
mixiより転載 (記載日:2012年12月11日)
信じられん映画だ。
ラストシーンの感想はこう。
「うそ!!終わりやがった!!」
ブラッド・ピット出てるから、ハリウッド映画なんだろう。
とか思って気を抜いて見ていた自分が実に愚かだった。
凄まじい作品だ。
日本人なので宗教的知識が皆無な点は、
この映画を見る上で損をしていると思う。
おそらく、七つの大罪が頭に入っていれば、
映画の見方も大分変わることになる。
気を抜いて見たのは大失敗だった。
少しでも映画からのキャッチングを取り戻すために、
必ずもう一度見たいと思う。
・色々な意味で若い刑事を演じるブラッド・ピット
・極まった刑事であり、家族を持たない男を演じるモーガン・フリーマン
・不可解極まる連続殺人事件とその犯人
・薄味な伏線
最後はこの全てが化学反応を起こし、スパーク&大爆発を起こす。
思い返せば思い返すほどに、1つのムダも無いほど完成度の高い作品だ。
信じられん。本当にすごい。
【感想】ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-
mixiより転載 (記載日:2014年12月08日)
物語の基本とは起承転結であり、王道あるいは正統派の物語はこれを徹底する。
演出の基本はクライマックスに向けて徐々に盛り上がる手法をとり、
物語だけではなく、演説・料理のコース・楽曲色々なジャンルに対して共通する。
また、テンポのアップダウンも演出の基本である。
ホラー映画を例に挙げると分かりやすい、恐怖シーンが連続するのではなく、
観客が一息つくシーンを挟む事により、恐怖シーンをより引き立てている。
自分が最高の映画の一つに数える「メメント」は、シーンを10分ごと分割して、
最後のシーンから始まり、最初のシーンでエンディングを迎える構成となっているが、
そのストーリーは観客の頭の中で起承転結を構成する素晴らしい構成となっている。
自分が尊敬する貴志雄介の小説は、序盤で読者へ知識を叩きこむことにより、
終盤へ向けて読者を物語へ引き込んでいく。
全ては結へ向けて、物語が収束するのだ。
物語は収束点で面白さの最高潮に達するのである。
これが王道、正統派の物語である。
ゼブラーマン2という作品だが、
主人公は記憶を失ったヒーローであり、物語の中で記憶を、あるいは自分自身取り戻しつつ、
最後は人類の敵を倒す物語である。
こう書くと如何にも王道的ストーリーである。
このゼブラーマン2には、主人公と相反する存在、ライバルともいえる存在、ゼブラクイーンという役柄が登場する。
女優の仲里依紗という方が演じているのだが、劇中で圧倒的な存在感を放っているのだ。
表情・衣装・振る舞いのいづれもカッコよくセクシーである。
また、スタイルが素晴らしく、ついついいろんな所を目で追っかけてしま・・
映画の方に話を戻すと、
映画冒頭にゼブラクイーンが、レディーガガ辺りをイメージするようなカッコイイPVを流し、強烈に物語に引き込まれる。
次に、主人公が徐々に記憶を取り戻すのだが、そんなことよりゼブラクイーンが合間合間に暴れるシーンが気になってしょうがない。
気づけば物語は終盤まじかになり、ゼブラーマンと新たなコスチュームに変身を遂げるゼブラクイーンの対決シーンに入る。
その戦いもゼブラクイーンの肢体に目が釘付けにな・・ゲフンゲフンッッ・・
えーっ、空を飛べるゼブラーマンなんですが、少女を助けるためビルから飛び降り、垂直に落ちて気絶して対決シーンが終わってました。
そして終盤は、巨大エイリアンと真の存在取り戻したゼブラーマン?との最終対決です。
(?としたのは、8割黒で2割赤だから)
この時点で徐々に増えだした監督クドカン流のギャグが増加しているのですが、最終対決は全部冗談で構成されています。
見事にヒーローが人類の敵である巨大エイリアンを倒すのですが、見終えた後は空虚な気持ちになりました。
それはなぜか?
この映画は序盤が盛り上がりのピークであり、終盤に向けて面白くなくなる稀有な作品だからです。
つまらなかったです!
(これは、あくまで自分の感想であり、人によってはシリアスから始まった物語ゆえに、合いまに出てくるギャグ要素に大笑いするかもしれません。)
それにしても、ゼブラクイーンとの戦いのシーンで、倒れたゼブラクイーンの全身を舐めるようなカメラアングルあざとい。もとい素晴らしい。
【感想】スペース カウボーイ
mixiより転載 (記載日:2012年10月23日)
huluでユーザー評価がとても高いので見てみた作品です。
さくっとまとめると、
爺様達がをアルマゲドンする。みたいな感じ。
この映画好きな人に怒られるかもしれないけど、似てると思う。
この映画で気に入ったのは、
還暦超えてる爺様たちが、
・若々しい行動・思考で動きまわったり
・チャレンジスピリットにあふれていたり
・シニカルなブラックジョークを連発したり
・40歳近くしたの女性と恋に落ちたりなんだり
なんでそんなに元気なんだよw
と突っ込みたくなる様です。
あぁいうふうに歳を重ねられたら、
さぞかし人生デッドエントまで楽しく過ごせるだろうなぁ。。。
と思う次第です。
劇中には、光るセリフ、言い回しが数多くありますが、
僕に刺さったのはこのシーンです。
女医がハイシニア宇宙飛行士の男性に、ストレイトクーガばりに洒落た老眼鏡サングラスをプレゼントしたシーン
男性:それは?
女医:(サングラス渡す)
男性:超極薄強化レンス 記憶形状フレーム
女医:あなた用に
男性:私に?(サングラス装着)驚いた...よく見える
女医:作らせたの。代わりに夕食を
男性:スパイダーマンと?
女医:カキがいいわ
男性:真珠を送るよ
もう一人でずっと笑っちゃいましたよw
ホントかっこいいw
それと監督がクリント・イーストウッドってことは途中で気づきましたが、
この作品は大分毛色が違うので、少し驚きました。
でも。クリント・イーストウッドの作品って、どれも満足している気がする。
とても楽しい時間を過ごせました!
やっぱ、良い映画っていいです。
【感想】 スキャナー・ダークリー
mixiより転載 (記載日:2012年12月04日)
最初から最後までしっくりこない映画だ。
薬中による
薬中のための
薬中の映画
そんな感想を持ったのだが、超映画評論を見るとあながち間違った意見ではないことがわかった。
なんとも変わった映像表現だったが、
ありか無しかで言うなら、無し。
実写撮影した上に、書き込みをしているらしいが、最初からアニメのが安く上がるし、メリットが分からない。
ラストの監督からのメッセージは、なるほどそういう映画だったのかー。。。
ε=(・д・`*)ハァ…モンドクサ
となった。
メッセージを冒頭に入れてくれたらさ、開始5分で見切りつけられたんだけどな、、、
時間返せ(##゚Д゚)って映画でした。
【感想】 シン・シティ
mixiより転載 (記載日:2012年09月17日)
お前らの血は何色だぁーーー!?
っと名ゼリフをレイプするかのように
血の色が主に赤色で、悪役は黄色でした。
この映画演出を考えた人は変態的に天才だと思う。
そしてモノトーンの世界の中で、より存在感を増すかのような俳優人がホントにかっこよかった。
素晴らしい映画です。